
「子どもがいうことを聞いてくれない。」
「子どもの行動に振り回されっぱなし。」
「正直、子育てに自信がない…。」
などなど、子育てにストレスを感じてしまうことってありますよね。
じつはお子さんを大切に思う気持ちが強い人ほど、育児ストレスを抱えがち。
もういっぱいいっぱいで、
「子育てに疲れた……一人になりたい……。」
と思わずつぶやいてしまうこともあるのでは?

わたくしアラフィフ主婦のマダムノノ、かつてそうでした…。

終わりがないような気がして辛いんだよね…。
育児にトラブルは付きもの。
親であるかぎり、ストレスを抱えるのは仕方のないことかもしれません。
でも親が我慢に我慢を重ねることが、はたして正解なのでしょうか?
そんなはずはないですよね。
そもそも、育児ストレスが溜まってしまうのはなぜでしょうか。
やることがたくさんあり過ぎるから……
なのはもちろんですが、親子のコミュニケーションがうまくいっていないというのも大きな原因のひとつ。
「こうしてほしい」がうまく伝わらない。
同じことをいい続け、子どもに反抗されて…の繰り返し。
強くいいすぎて泣かせてしまったり、ときにはこっちまで泣きたくなってしまう…。
コミュニケーションがうまくいっていないと、こんな悪循環が起こってしまいます。
結果的に、親がよかれと思っていった言葉や悪気のない態度でさえ、子どもの心を傷つけてしまうことも。
親の思いやりが裏目に出るのは本当に辛いですよね。
でも正しいコミュニケーションがとれれば問題は解消。
心のかよう楽しい親子の時間がどんどん増えてきます。
そんなカンタンなものなの? コミュニケーションの大切さはわかるけど、いったいどうすればいいの…?
そんな疑問にスッキリ答えてくれるのが、書籍『わが子がやる気になる伝え方』です。

本書で重要視しているのは『ほめる』こと。
お子さんにとってほめられることは成功体験となります。
「ほめられた!」という成功体験でお子さんの自己肯定感がUP。お子さんがやる気になり、行動が変わってくるのです。

つまり親がうるさくいわなくても、子どもが素直にいうことを聞いてくれるように…!

それは嬉しい!
本書では、
- ほめ方のタイミングや最適なほめ言葉
- トラブル時の声がけ
- いってはいけないNGワード
- 自己肯定感の育て方
など、子育中にどうしても知りたくなるトピックがギュッとつまっています。
親子のコミュニケーションに、読んだその日からすぐ手応えを感じられる良書です。
この本で学べるのは、テレビ番組ノンストップでも紹介された性格統計学に基づいたメソッド。
文部科学省の調査研究事業で採用の実績もあります。
性格統計学の対象となるのは全年齢。
つまり、一生使えるメソッドなのです。

わたしも効果のほどは体験済みです。

性格統計学に惚れこんで、講座も受けてるんだよね。

子育ての学びはアラフィフからでも遅くない!
今回の記事では『わが子がやる気になる伝え方』のあらましが短時間でわかるようコンパクトにまとめました。

『わが子がやる気になる伝え方』は、ただ読んで満足するだけの本ではありません。

親子のコミュニケーションを現実的にガラリと変えてくれるよ!
メソッドをいかせば、育児ストレスがぐんっと減って「今までの苦労はなに??」というくらいラクになります。
きっとママとお子さんの笑顔が日に日に増えていきますよ!
『わが子がやる気になる伝え方』のポイントをわかりやすく解説
『わが子がやる気になる伝え方』の著者である稲場真由美先生が16年間のべ12万人の統計データをもとに開発した性格統計学。
その性格統計学にもとづいたコミュニケーションメソッドが本書の内容になります。
『わが子がやる気になる伝え方』では、人間のタイプをシンプルかつ効果の出やすい3タイプに分けて解説されています。
ロジカル……目標があるとがんばれるタイプ
ピース……相手に喜んでもらうためにがんばるタイプ
ビジョン……願望があるとがんばれるタイプ
本書では性格タイプごとに「伝え方、受けとめ方、関わり方」が分類されているので、お子さんのタイプやシーンに合った伝え方がはっきりわかります。

何歳のお子さんでも大丈夫です。

お子さんのタイプは本にある性格タイプ診断でわかるよ!
そしてタイプが違うと、ほめ方も全然違います。
ロジカル……具体的にほめる
ピース……親が喜んでみせる
ビジョン……大げさにほめる
例えばテストの成績をほめる場合、
ロジカルタイプには、

前回より12点アップしたね。さすがだね。
が響きます。
でもこのほめ言葉は、ピースタイプ、ビジョンタイプには響きません。
ピースタイプのほめ方の正解は、

わあ、よくがんばったね。お母さんもうれしい。さすがだね。
となり、ビジョンタイプの場合は

おお! すごーい、がんばったね!
になります。

あなたに響いたのはどのほめ方?

ちなみにわたしはロジカルです。数字をいわれるとぐっときます(笑)
このように、お子さんの性質に寄りそった伝え方がほかにも具体的に書かれてあるので、日々のコミュニケーションにすぐ生かせます。
性格統計学のメソッドは「誰に対してもこうするのが正解」というような、大ざっぱすぎて結局なんの問題も解決してくれないメソッドとは違います。
今日から使える具体的な解決方法がわかるのが性格統計学なのです。
『わが子がやる気になる伝え方』から得られる3大メリット
わが子のタイプに合った伝え方をすることにはさまざまなメリットがありますが、以下の3つが大きなメリットです。
- 子どもが素直にいうことを聞いてくれるようになる。
- 無用な親子バトルがなくなる。
- 親が日常で感じるモヤモヤが解消できる。
1. 子どもが素直にいうことを聞いてくれるようになる
わが子に響く正しい声かけができるようになるので、自然ということを聞いてくれるようになります。
なぜならお子さんのタイプに合った声かけだと、本人がストレスを感じないから。
なので、お願いやアドバイスも驚くほどあっさり受け入れてもらえます。
2. 無用な親子バトルがなくなる
ひと言いっただけでお子さんが不機嫌になってしまうこと、ありませんか?
親としては、「そんなつもりでいったんじゃないのに…。」とモヤモヤしてしまいます。
タイプに合わない伝え方では誤解が生まれがち。
わが子にとってタブーの態度や言葉がわかれば、あなたのいうことが誤解されることもなくなり、無用な親子バトルが防げます。
3. 日常で感じるモヤモヤが解消できる
性格統計学のタイプ分けは大人にも使えます。
じつはコミュニケーションのトラブルは自分と相手のタイプの違いによるものがほとんど。
ほめているつもりなのにバカにされているととられたり、事実を伝えているだけなのに責められたととられたり…。
同じ言葉遣いでもタイプによって全く受け取られ方が違ってしまうのです。
性格統計学の知識があれば、相手のタイプに合った伝え方ができるのでムダに悩むことがなくなります。

子育てのストレスが減るだけでなく、日常の人間関係までよくなるというオマケ付きだね!
『わが子がやる気になる伝え方』自体は育児書ですが、そのエッセンスは職場関係や恋愛などでも幅広く使われているのです。
『わが子がやる気になる伝え方』の惜しいところ
性格タイプ診断でわかるのが3タイプだけ
ノンストップなどテレビ番組で性格統計学を知った方は、「4タイプにわかれるんじゃなかった?」と思われたかもしれませんね。
4分類の場合はピースタイプが「臨機応変型」のピースフレキシブルと「計画型」のピースプランニングの2つに分類されます。

なんとなく3タイプより4タイプで教えてもらった方が得な気がする。

確かにお子さんがピースだとそう感じるかも。
とはいえ、同じピースなのでタイプの違いで見られるほどの差はないのです。
もしも気になる場合は講座などで知識を深めるのもよいと思います。
性格統計学って本当に役立つのかな?と疑問をお持ちの方に、「伝え方コミュニケーション検定」中級の特典「子育て相談会」に参加した体験談をお届けします。実際にわたしは育児の悩みがすっかりクリアに。育児やコミュニケーションにお悩みの方はぜひご参考に!
講座では生年月日も考慮した、より精度の高い診断でタイプを分けます。
メソッドをやってみたものの響かない場合は、タイプ分けを勘違いしている可能性も。
「なんか違うかな…?」と思った場合は、ほかのタイプ向きの伝え方も試してみましょう。
『わが子がやる気になる伝え方』口コミ

実際に本を読んだ方の口コミもチェックしてみました。
気持ちが楽になって、どう対応するべきか、また自分に心の余裕が持てるようになりました。
Amazonレビューより
この本に出会えて人生変わりました!子どもとの関わり方が180度変わり、ストレスのない日ばかりです。タイプが分かれば、実践するのみです。タイプに合った声かけで子どもにすんなり伝わり、お互いストレスなしです。何度も言う必要もありません。もっと早く出会いたかった本です。本当におすすめです。
追伸:子どもだけでなく、夫婦や上司部下にも当てはめて使えます。
Amazonレビューより
それぞれのタイプについてとても分かりやすくイラストもかわいいです。『わかる〜!』ということがたくさん書かれていました。独身で子育て経験はありませんが、自分のことを知ることができました。自分のことを認めてあげると心も軽くなります。
それぞれのタイプに合った伝え方もたくさん載っているので、子育て中の友達にもオススメしたいと思います。
Amazonレビューより

性格統計学の効果を実感できている人がたくさんいたよ!
性格統計学を我が家でも実践!効果ありすぎでした!
書籍に書いてあることを実行するだけで、コミュニケーションのストレスがぐんっと減ることを即日で体感できると思います。
実際、我が家でも社会人の長女と高校生の息子ががらっと変わりました。
ピースの長女……話をじっくり聞いてあげることで、精神的に落ち着いた。
ロジカルの長男……以前より前向きになり、自分から行動するようになった。
性格統計学って本当に役立つのかな?と疑問をお持ちの方に、「伝え方コミュニケーション検定」中級の特典「子育て相談会」に参加した体験談をお届けします。実際にわたしは育児の悩みがすっかりクリアに。育児やコミュニケーションにお悩みの方はぜひご参考に!

これ、なかなかの大変化じゃないでしょうか!?

ときどき起こるトラブルも、小さいウチに解消できるようになったんだよね。
わたしは講座も受講したので個人的なアドバイスもいただきました。
なので書籍だけで学ぶ場合と比べると、より大きな効果が出たという側面もあるかもしれません。
それでも基本的な内容はやはり書籍の中に。
わたしは伝え方コミュニケーション検定中級の資格を取得した今でも、たびたび本書を見返しています。
コストパフォーマンスからして、ご家庭に1冊あっても決して損のない本だと思います。
『わが子がやる気になる伝え方』まとめ
今回は書籍『わが子がやる気になる伝え方』についてお伝えしました。
たった3タイプを理解するだけで、親子のコミュニケーションが改善。
子育てのストレスはぐっと減ること間違いなし。
本書を読めば、今後はもう難しい育児ノウハウを勉強する必要はありません。
そして性格統計学を知ったことで大人同士のコミュニケーションまで改善され、さらには自分自身についての理解も深まります。
結果として、
「自分のことも他人のことも、責める必要はないんだな。」
という安心感まで得られるのです。
ぜひ一度、『わが子がやる気になる伝え方』に目を通してみてはいかがでしょうか。
そしてもちろん、ときにはママの一人時間を確保して、ゆっくり休むのもお忘れなく!