進研ゼミは歴史もあるし、評判もいいのはわかってはいても、始めるまでにはいろいろお悩みがありますよね。
例えば……
- 「教材が多すぎて、使いこなせないかも」
- 「赤ペンの添削課題、貯まったらやる気をなくしそう」
- 「そもそも通信教育だけで、高校受験にどこまで対応できるの?」
さらには、
- 「難関校受験用コースのエベレス。チャレンジと両立できるの?」
- 「エベレス本講座よりもレベルの高い、エベレス特進コースってどんな感じ??」
などなど、いろいろ疑問がわいてきたり……。
進研ゼミは対応しているレベルと教科が幅広いから、ちょっと戸惑うんだよなあ。
塾と違って強制力があまりないのも気になる……という親御さんの気持ちもよくわかります。
でもどうぞご心配なく。
今回の記事では、我が家の長男が塾に通わず、【進研ゼミ中学講座】 でどのように高校受験を乗り切り、志望校に合格したか、口コミ体験談をお伝えします。
中1〜高校受験までの、実体験ベースの内容になっています。
中学講座のさまざまな疑問はこの記事ですっきり解消!
進研ゼミを続けた結果、科目によりばらつきがありますが、息子の大手模試での偏差値は70前後になりました。
今回は、進研ゼミを続けてよかったこと、悪かったことを、そのまま記事にしています。
そして我が家では、難関校受験用のコース、<エベレス>と<エベレス特進コース>もチャレンジと合わせて受講しました。
こちらの内容は、チャレンジにエベレスやエベレス特進コースをプラスするかどうかの判断材料になると思います。
アラフィフ主婦のわたくしマダムノノ。子どもの受験は大学受験まで、ひと通り経験済です。
【進研ゼミ中学講座】 を使った中1から高校受験までの学習の様子、そして、アラフィフ主婦が本音で語る通信教育のメリットとデメリットなども参考にしていただけると幸いです。
※息子が受験生だった時期の内容となります。
中学講座やエベレスの大まかな流れは変わりませんが、現在のものとは多少差異があることご了承くださいませ。
- 1月号受講費2,000円割引
- 2か月の受講でもタブレット代金無料
- 【中1・中2】やる気を応援!抽選プレゼント
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【中1・中2】1月号入会対象
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※おすすめ締切日2024年12月25日(水)
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なぜ進研ゼミ中学講座を選んだか
なぜ塾に行かずに通信教育を選んだか……
それは、息子が筋金入りの塾嫌いだったからです(^^;
どうやら塾のスケジュールにしばられるのが、精神的に嫌だったようです。
そして時間的な面でも問題が。
息子は中学校に入学後も、小学生から続けていた複数の習い事を継続。
さらに部活に入ったので過密スケジュール状態。
勉強にかけられる時間も考えた結果、時間の融通がきく通信教育一択という結論になりました。
もともと【進研ゼミ小学講座】 を受講していた息子。
テスト対策がしっかりされていた教材のおかげか、小学校では好成績。
中学校からはどの通信教育にしようかと話し合ったとき、息子は迷わず【進研ゼミ中学講座】 を選択しました。
高校受験後も、引き続き【進研ゼミ高校講座】 を受講するほど気に入っています。
進研ゼミ中学講座のよかったところ
- 部活、習い事をやめることなく続けられた
- レベル別に選べるコースの種類が充実していて、志望校に合わせやすかった
- 難関校に対応した講座、<エベレス ><エベレス 特進>との併用で、難問も解く力がついた
より詳しいメリット、そしてデメリットも記事内でお伝えします。
では早速、中学一年生から高校受験まで、進研ゼミ中学講座をどのように使ったのかを具体的にご説明いたします。
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進研ゼミ中学講座 <ハイブリッドスタイル>と<オリジナルスタイル>のどちらがいい?
息子はタブレット学習を選びました
進研ゼミ中学講座はタブレットと紙教材を使うハイブリッドスタイルと、タブレットは使用せずに紙教材のテキストを使うオリジナルスタイルがあります。
受講費用は同じです。
息子はハイブリッドスタイルを選びました。
いわゆる、スマホ好きの現代っ子なもので… ^^;
ハイブリッドスタイル はチャレンジパッド というタブレットを使った学習になります。
6か月以上継続して受講すれば、チャレンジパッド 代は無料です。
(さらにオプションで、破損時にも安価で交換できる保証サービスに申し込むこともできます。)
チャレンジパッドを使うときには、常時接続可能なブロードバンド(光ファイバなど)環境と、無線LAN(Wi-Fi)環境が必要です。(コンテンツのダウンロードのため)
無線LAN(Wi-Fi)環境がない場合は、限定価格での提供も用意されています。
<ハイブリッドスタイル>と<オリジナルスタイル>の違い
オリジナルスタイルはタブレットを使わないので、紙教材の問題演習で筆記する量が増えます。
その点はテスト対策としてのメリットがありそうです。
でも、学習時間を少しでも楽しくするには、タブレットを使うハイブリッドスタイルがおすすめです。
ゲームに慣れ親しんでいる今の子どもたち。
タブレット学習の方が感覚的にゲームの延長のようにとらえられ、机に向かうハードルはぐっと下がる気がします。
そりゃあ、楽しいのはいいけれど。
学習量を考えたら、紙教材だけのオリジナルスタイルの方が安心なのかな?
その点はご心配なく
ハイブリッドは紙教材が少ないから心もとないかというと、そういうわけではありません。
ドリルなどの冊子もついてきますし、中三では受験対策としての紙教材が増えます。
結論として、オリジナルスタイルと比べても遜色はないです。
どちらのタイプが好きかで決めてOK!
現在、ハイブリッドスタイルで新しくなっている点
中学講座は個別対応を強化。
AIを活用した、「AI学習アシスタント」という機能が追加されています。
例えば、「部活が忙しい」など話しかけた言葉や、学習の進捗度合いに応じて学習プランを自動で修正。
これまで以上に、無理なく使い続けられるようになっています。
他にも、入試に関する質問をしたら、進研ゼミ内にある関連サイトに接続するなど、さらに利便性が高まっています。
タブレットを使った中一から中二までのハイブリッドスタイル学習
一、二年生の進研ゼミ中学講座は<スタンダードレベル>か<ハイレベル>の2種類から選択します。途中変更は可能です。
タブレットと紙教材、それぞれどのように使ったか、まずはタブレットでの学習についてご説明いたします。
タブレット
・1日6〜9レッスン(1レッスン5〜15分)受講が目標
1レッスンが短いので取り組みやすい
・レベルに応じて、タブレット画面でおすすめのレッスンが提示される
例)ハイレベルの場合、標準、応用のレッスンがおすすめ、など
最適な課題を提案されるので、どこから取りかかればいいかがわかりやすい
・テスト前は、範囲、日程を設定。その日からテスト日までのカウントダウンが画面に表示
テスト日を意識し、やる気をキープ
・自分が設定した目標によって、テスト範囲に応じたおすすめのレッスンがまとめられる
無理や無駄がなく、テスト勉強がはかどる
内容は学校の教科書に対応。予習復習がしやすいです。
タブレット学習では、苦手分野の解析、テスト対策がなされ、
自分に合ったおすすめの勉強方法が提案されたり、学習の進み具合に合わせた課題が出題されます。
自宅学習ではつかみにくい、テストまでのペースが自然と作られるから安心だね!
そしてタブレット学習の特徴のひとつ、解き直しシステムが秀逸…!
解答を間違えた場合、すぐに動画や間違った理由別の解説が提供されます。
忘れることなく解き直しができるので、正しい解法がきちんと身につきます。
テスト前にさらに解き直し、本当に理解できているか確認もできます。
解き直しシステムは、忘れがちな解き直しをしっかりサポートしてくれました。
紙教材
・理科、社会は月末に記述力アップドリルをやる
→ 紙に書くことで応用力がつく
・月末は全教科の赤ペン(添削課題)を提出
→ 添削により、自分では気づきにくい課題も発見できる
・赤ペンの提出はカメラで撮影して送信
→ 郵送の手間がなく、返却もスピーディー
・暗記項目がまとめられている、暗記ブックを赤シートで活用
→ 重要事項を書き出す手間がいらず、時間の節約に
・定期テスト対策として、厳選予想問題を解く
→ 目標点別の構成で効率よくテスト対策
タブレット学習の仕上げとして、紙教材の記述力UPドリルが届けられます。
タブレットと紙教材を併用することで、筆記試験の対策もバッチリです。
そして、進研ゼミといえば赤ペン(添削課題)ですね。
添削課題は、解答用紙をスマホアプリやチャレンジパッド 付属のカメラで撮影して提出。(郵送も可)
約3日後には返ってくるという、スピード回答!
解いた記憶が薄れる前に赤ペンが返ってくるので、学習したことがきちんと身につきます!
厳選予想問題は、学校の教科書に合わせたものが届けられます。
デジタル版もあります。
この問題集は3年間使いましたが、かなりの的中率でした!
もちろん、英語はリスニング問題にも対応しています。
『ゼミの青本』と呼ばれるこの厳選予想問題の解答解説冊子は問題冊子より厚く作られています。
丁寧な解説で、わからないところを残しません。
さらにもうひとつの『ゼミの青本』、定期テスト暗記BOOKも届きます。
重要事項がまとまっていて、特に理科・社会などは、カラーイメージ、図・表による説明も豊富。
テスト直前の短い時間でも、さっと内容の確認ができます。
赤シートに対応!
用語の暗記が(チェックペンなどを使わなくても)手軽にできます。
『ゼミの青本』は保健体育、美術、音楽、技術家庭科も揃っています。
ラジオ体操の範囲がドンピシャでした ^^
(定期テスト暗記BOOKは、数学以外の8教科に対応)
実技教科対策も万全なんだね。
全国の定期テスト問題を収集・分析して制作されている『ゼミの青本』
約11.2万人の会員の中学別の「テストに出た」声を元に作成されています。
※2023年現在
だから、地域密着型の塾のように、学校の出題傾向に合ったテスト対策で得点が伸ばせます。
息子が実際3年間使用しているのを見て、その的中率の高さには何度も驚きました。
発刊から10年以上たっても、受講生から長く支持されてきたのも納得です。
他にも、保護者、子どもそれぞれに、学習法、学校生活の過ごし方、受験校選びなどの学習に関する情報が書かれている冊子も付いてきます。
進研ゼミが長年にわたり蓄積してきたデータによる、十分な情報が得られます。
会員専用サイト ギモン解消ひろば
進研ゼミ中学講座には5教科の疑問を解消できる、ギモン解消ひろばというサービスがあります。(以前の教科質問ひろば)
使い方は、PCやチャレンジパッド からギモン解消ひろばサイトにアクセス。
サイト上にQ&Aとして用意してある、5教科の質問と解答を見て疑問を解消。
Q&Aで解決しない場合は、個人的に質問することもできます。
質問の回答は、翌日までに返ってきます。これまた早い!
また、教科アドバイザーが電話で学習法や質問に対応してくれるサービスも。
教材の使い方や学習スケジュールの立て方も、電話で直接教えてもらえます。
オンラインライブ授業
進研ゼミ中学講座では、「オリジナル」「ハイブリッド」のどちらでも、オンラインライブ授業が 追加受講費0円で受けられます。
(※ 専用タブレット、スマホ、パソコン利用可)
オンラインライブ授業は基本的に週に1回開催。
その特徴は……
- エキスパート講師によるライブ授業
- チャットによる質問が可能
- 苦手になりやすくテストや入試によく出るテーマを厳選
などです。
エキスパート講師によるライブ授業
歴史ある進研ゼミが 徹底的に研究した学習ポイントを、エキスパート講師が解説。
臨場感あふれるライブ授業で、お子さんを飽きさせません。
録画はあとから何度でも視聴できるので、見逃したとしても安心です。
チャットによる質問が可能
ライブ中は授業質問専用スタッフが待機。
授業中のわからないことはチャットで質問すれば、すぐに回答が返ってきて疑問を残しません。
苦手になりやすくテストや入試によく出るテーマを厳選
授業で扱う内容は苦手になりやすく、しかもテストや入試によく出るテーマを厳選。
無駄を徹底的に取り除いた授業で、忙しい中学生も短い時間で一気に理解が進みます。
なんと94.1%超の満足度です!
次は、難関校受験を考える場合、中学講座にさらにプラスするとよい<エベレス>についてご説明します。
進研ゼミ中学講座チャレンジにエベレスをプラスする場合
エベレスは難関校合格を目指すハイレベル講座。
通信教材のみで難関校受験を考えた場合、難問をあつかうエベレスも受講した方が安心だと思います。
ポイント
- エベレスの受講費以外の入会金・再入会金はかかりません。
- エベレス単独でも受講可能。
- エベレスは動画の授業がメインなので、紙教材だけのコースはありません。チャレンジパッド 、PC、タブレットで視聴します。
※エベレスの詳しい案内は、中学講座の無料体験教材・資料を請求すると一緒に送られてきます。
>>【進研ゼミ中学講座】で無料資料請求を見てみるエベレスの使い方と流れ
実際にエベレスを受講した方々の口コミです。
先輩の声
・「ゼミ」は基礎の定着、「EVERES」は問題演習・難問対策として使いました。・ゼミは日々の授業対策やテスト対策に、平日に取り組み、EVERESは受験勉強として、授業にある日や週末の土日にやっていました。
・エベレスは、学校の授業の予習に使ったり、解法テクニックを身につける演習の場として使いました。
引用:進研ゼミ中学講座サイト
普段のゼミや授業で基礎を作ってから、エベレスに取り組む方が多いようです。
では、我が家でのエベレス学習のようすは、どのようなものだったかというと……
予習ムービー(約10分)
↓
理解度チェック(約20分)
↓
(翌日)ライブ授業(約40分)
↓
到達度チェック(約10分)
(内容の確認をしたいときは、復習ムービーも見る。)
カリキュラムのオーソドックスな流れにそっています。
まず「予習ムービー」(約10分)を見てから、「理解度チェック」(約20分)を受けます。
理解度チェックの結果に基づいて、毎回、合うクラス(Sクラス・Aクラス・Bクラス)が判定されます。
(Sクラスは中二の3月から)(※)
- Sクラス:難問挑戦クラス
- Aクラス:応用問題中心クラス
- Bクラス:基礎固めから難易度を上げるクラス
※追記:現在は、入会時と2か月に1回実施するテストの結果に合わせてクラス分けが行われます。予習ムービーはA、Sクラスの英・数のみになりました。
チャレンジパッド だけでなく、紙テキストも予習、授業中、復習、とすべての過程でフル活用します。
「予習ムービー」と「理解度チェック」を受けた翌日、講師の先生による、レベル別「ライブ授業」を受けます。
(「予習ムービー」は長期間見られますが、「理解度チェック」はライブ授業の前日に締め切りで、以降は受けられません。)
ライブ授業終了後、「到達度チェック」でどのくらい理解したのかが見えるので、わかったつもりになるのを防げます。
授業の録画映像の「復習ムービー」もあります。
「復習ムービー」のおかげで、ライブ授業で見逃したりわからない内容があっても安心です
このように、エベレスは予習・授業・復習のサイクルが回しやすいようになっています。
ひと昔前の通信教育にありがちな、やったつもり、やりっぱなし、がありませんでした!
ライブ授業ではチャット機能が使える
ライブ授業には2種類のチャット機能があります。
(みんなでチャット)
- 講師の問いかけに反応したり、各受講者が授業内容について考えたことなどを話すときに使う
- 授業前後の10分間に、エベ生(エベレス受講者)との自由なチャットタイムがある
- スタッフの方がチェックしているので、万が一問題ありの発言があると瞬時に消去
- 問題を解いているときはチャット欄が閉じられるので、解答に集中できる
(こっそりチャット)
- 講師とは別にいるサポートの先生とのチャット
- 他の受講生に見られることなく、一対一で授業の質問ができる
チャットによる参加型の授業はライブ感があり、まるで教室で授業を受けているようです。
息子も毎回、チャットをとても楽しんでいました。
授業中の質問もできるので、わからないときのサポートとして助かる機能です。
エベレスでは毎回、授業アンケートを実施。
すべての回答がチェックされ、授業がどんどん改善されます!
エベレスのさまざまなイベント
エベレスでは時期により、無料イベントがいろいろ工夫されていました。
息子のときには、
・ライブ補講……今までのテーマの復習
・エベレス選手権……受講生がチームに分かれて問題を解き、点数を競い合う
・自習室……夏休みと冬休みに開催
などのイベントが開催されました。
例えば、自習室。
サイトの自習室に入室すると静かな音楽が流れていて、他の受講生と一緒に自習している雰囲気で勉強できました。
息抜きのチャットタイムなどもあります。
だらけがちな長期休暇も自習室でメリハリがついてよかったです。
※エベレスの詳しい案内は、中学講座の無料体験教材・資料を請求すると一緒に送られてきます。
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エベレス特進コースをプラスする場合
中三の8月からはエベレスだけでなく、EVERES特進コースも受講できます。
(受講費以外の入会金・再入会金はかかりません。)
エベレス特進コースは動画の授業がメインなので、紙教材だけのコースはありません。
PC、タブレット、チャレンジパッド で視聴します。
エベレス特進コースは、エベレス本講座よりも難度が高い問題があつかわれます。
進度がとても早く、10月になると受講申し込みはできなくなります。
特進コース単独でも受講できますが、息子は進研ゼミ中学講座、エベレス、EVERES特進コースを受講しました。
息子の場合は、月に4回(英語1回、数学3回)を土曜日に受講。
曜日の振り替えはできませんが、時間の振り替えは可能です。
その回を受講できなかったとしても、復習ムービーで見ることができます。
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エベレスは難しい?
実際、エベレスは内容の面でも、続けるという面でも難しいです。
まず、家庭学習は心構えがしっかりしていないといくらでもサボれてしまうので、どうしてもペースが乱れがちです。
進研ゼミなど最近の通信教育はライブ授業やAIによるスケジュール調整などがあり、以前より格段に使いやすくなったとはいえ、まだまだ進化の途中。
自分で律する必要がある以上、勉強する本人や親の負担が塾より大きいのは事実です。
通常の中学講座のカリキュラムにハイレベルな内容のエベレスが加わると、スケジュールを維持するハードルはさらに高くなります。
エベレスが加わることで単にやることが増えるだけではなく、難しい問題に挑戦していくというストレスもかかるからです。
当然、サポートする親側の負担も増えます。
(中にはまったく声かけが必要なく、自宅でひとり淡々とカリキュラムを進められ、着々と成績を上げる子もいるのかもしれませんが……。)
基本的に、エベレスに興味を持つような子は、いろいろ自分から進んでやるタイプであることが多いと思います。
息子もどちらかといえば、勉強に関しては口うるさく言わなくても自分からするタイプではありました。
※ でも勉強好きというわけではないです (^_^;
一見、なんの問題もないように思われるかもしれませんが、我が家の場合、家庭学習が順風満帆だったというわけではありません。
とくに成績が下がったときが大変でした。
成績が下がってしまった原因はなにか、どこを見直せばいいのかを考えたり、勉強法の改善をしたりするのは中学生の子どもだけに任せられません。
私は仕事を減らしてどうにかこうにか対応しましたが、正直しんどかったです。
(大学生の頃に中学生と高校生の家庭教師をしていた経験がありますが、なにしろ数十年も前の話。
昔とは受験システムが違うのはもちろん、我が子だけに言い争いもあり、方針がぶれて時間をかなりムダにしたと思います。)
家庭学習において、仕事や家事の時間をある程度お子さんの学習にまわすことは必須です。
ただ親御さんがお子さんの学習にどのくらい時間を割けるかは、ご家庭によりさまざまでしょう。
忙しくてお子さんのサポートがあまりできない場合、エベレスは続けるのには少しハードルが高い教材になるのかもしれません。
例えばエベレスで難問を理解できるようになり本人が納得していても、本当にテスト本番で時間内に解けるレベルになっているのかを親が見極める必要があります。
模試の結果の判断も難関校をねらうのであれば、よりシビアになってきます。
模試の結果はあくまでも目安。順位や合格の可能性の判定だけで一喜一憂するのは危険です。
そのときの受験者数・レベル、出題傾向などで順位がかなり上下するので、本当に合格できる学力がついているのかどうかは正確にはわかりません。
受験が近づいた頃になって、急に成績が落ちることもあります。
そのときになってはじめて、志望校のレベルには達しきれてはいなかったとわかると、難関校志望の場合は巻き返しがかなりきついです。
手遅れになる前に方針を見直して、サポートの手厚いオンライン個人指導サービスなどを利用しておくのもありだと思います。
以下の記事も、よろしければご参考になさってください。
タブレットを使った中三からのハイブリッドスタイル学習
受験対策
タブレットでの学習方法、ゼミの青本など、ベースは中一、中二のシステムと同じですが、受験対策として変わる点についてご説明します。
三年生になると進研ゼミ中学講座は、受験総合、難関挑戦、最難関挑戦に分かれます。
タブレットで受けるこれまでの授業レッスンに、受験レッスンが加わります。
入試対策は、都道府県別、志望校レベル別なので、志望校にあった学習ができます。
そして人気なのが、入試によく出る基礎の冊子
その名のとおり、各教科入試で問われやすい内容にしぼられています。
赤シートに対応しているので、スキマ時間を有効に使って暗記ができます。
入試過去問も届けられます。
他にも、
- 合格可能性判定模試(4・8・11月)
- ニガテ診断マークテスト(5・6・7月)
- 合格への記述対策(9・10月)
- 合格への面接&作文・小論文(12月)
- 入試完全予想リハーサルテスト(1・2月)
などがありました。
入試直前期には、差がつく入試直前対策、入試会場必携本番直前チェックの冊子も届きました。
入試対策として、ボリュームも内容も十分!
さらに、会員だけが利用できる、高校入試情報サイトにアクセスすれば……
- 全国の高校情報
- 実際に高校に通う先輩の体験談、併願高例、成績、合格勉強法
- 中学校の成績で学力に合った高校
なども検索でき、高校別の詳しい情報が得られます。
進研ゼミ中学講座のメリット
中一から中三まで3年間タブレット学習を続けて感じたメリットです。
- タブレットを使うので、少しゲーム感覚になり、勉強のハードルが下がった。
→ 取り組む回数が自然と増える。 - 赤ペン(添削課題)の返却が郵送でない分、スピーディー。
→ 記憶が新しいうちに振り返りができ、学んだことが定着しやすい。 - 自宅で取り組むので、移動時間がいらない。
→ 受験勉強と部活・習い事の両立がさせやすい。
私、アラフィフ・マダムノノの頃の通信教育とは比べ物にならないくらい、何もかもが改善されています。
時代は変わりましたね……!
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進研ゼミ中学講座のデメリットと親としての反省
中学の3年間を通して私が感じた進研ゼミのデメリットは以下のとおりです。
- 解答するスピードを油断してしまう。
- 学習の状況、成績などの客観視が難しい。
- 忙しくなるとやり残しが出てしまう。
順に見てまいります。
解答するスピードを油断してしまう
家では、よくも悪くも落ち着いて学習ができます。
塾のような、ライバルも今、同じ問題を解いている……!という臨場感がありません。
塾によっては、まわりの子と遊んでしまうという話もたまに聞きますが…^^;
うちの子はかなりのマイペースでのんびり屋です。
問題ひとつひとつに、かなり時間をかけていました。
テストでは、せっかくわかっている問題が、数分、数秒差で解けなかった……ということも。
もちろん、じっくり考えることは大事です。
そこを基本にしながらも、「このくらいの問題なら〇〇分で解こう」と解答時間を意識する習慣も大事だと思います。
メリハリをつけて取り組めるといいですね!
進研ゼミ中学講座のテキストでは、ほぼすべての問題に制限時間が書かれています。
問題を解く前に、制限時間と時計をチラッと見るだけでも全然違います。
家でひとりで勉強しているからこそ、解答の制限時間を意識する習慣づけをしておけばよかったと思います。
学習の状況、成績などの客観視が難しい
時として、勉強法はこれでいいのか、学力はどのくらいの位置にいるのか……などと不安になることがあります。
やはり我が子というフィルターがかかっているので、状況や学力を客観視するのは難しいもの。
特に受験期は、悲観的になったり、楽観的になったりと、いろいろありました……。
客観視できない原因は、結局のところ情報不足。
たとえ何か問題が起こったときでも、正しい情報があれば、それを参考に改善することができます。
そして、進研ゼミでは、常に十分な情報が提供されています。
進研ゼミ中学講座の保護者用冊子には有益な情報がたくさん掲載されています。
私はついつい流し読みをしてしまって、いろいろと情報を取りこぼしていました ^^;
入試制度は昔よりずっと複雑。
保護者用冊子にはその時期に合った情報が送られてくるので、使わない手はありません。
さらにもっと
進研ゼミ中学講座には、保護者向け個別相談ダイヤルがあります。
電話で志望校選択、学習のアドバイスがもらえます。
通信教育の草分け的存在の進研ゼミ。
豊富な過去のデータを元にしたアドバイスをもらえるので、こちらも使わない手はないですね。
忙しくなるとやり残しが出てしまう
教材はちゃんとタイミングをはかって届けられますが、部活その他で忙しい中学生活。
課題に取り組むのが、後に後にとずれてしまうことがあります。
塾のような強制力がない。これが進研ゼミというより、通信教育の最大のネックかと思います。
おとなだって、強制力がないとなかなか動かないよね(笑)
取り組む目安の書いてあるカレンダーもついてくるので、本来はそのとおりにやればOK。
しかし、行事などでペースが乱れているところへ次の教材がくると、もう大変。
手をつけられない課題が出てきて、後日まとめてこなす……というパターンになりがちでした。
せめて週の終わりに、進み具合を親子で確認すればよかったと反省。
今の子どもたちは、私たちの頃より圧倒的にやることが多く、求められるレベルも高くなっています。
押しつけにならない程度に手助けがある方が、勉強に集中できるのは確かです。
親も子も忙しい中で時間を取るのも大変ですが……
今になってみると、本人のペースを見ながら、客観的にアドバイスをすることが大切だったなと思います。
ところが……!
実はこのやり残しができてしまうというデメリット、進研ゼミの新しいシステムでかなり改善されています。
すでにお伝えしましたように【進研ゼミ中学講座】 <ハイブリッドスタイル>には、もともと個人の苦手に合わせた出題や、解き直しシステムなどがありました。
そこからさらに新しく、毎週の個別学習プランを自動作成・修正する機能が加わっています。
ハイブリッドスタイルでは、スケジュールを立てる負担を、大幅にカットしてくれるのです!
ああ、息子のときにも欲しかった……!
具体的には、
- 勉強できる時間や曜日、得意科目、苦手科目、テストの目標点などを入力。
- 1で入力したデータから、毎週の個別学習プランが自動作成される。
- プラン作成後は、その日に取り組むべき内容がタブレットに表示される。
計画通りに進まなければ、翌週に計画を自動で見直し。
というシステムです。
さらに定期テスト対策として、それまでに間違ったところや苦手なところ、出題率を考慮した、個別授業『ニガテクリアレッスン』をテストの2週間前に自動で作成。
出題率は、受講者と同じ中学校の先輩へのアンケートから算出されているそうです。
いたれりつくせりとはこのこと。息子のときにも欲しかった……!(2度目)
そしてマダムノノいち押し、AI学習アシスタント機能。
学習プランを立てる際にも使えますが、勉強で何かわからないときにスピーカーを通じてタブレットに質問すれば、用語の説明などがすぐに返ってきます。
わからない、を後回しにしないので、勉強する気が続きますね。
他にもAI学習アシスタントは、
- 勉強法のアドバイス
- その日にやることのナビゲーション
- 天気 ニュース
- 英単語調べ 英語翻訳
- 高校情報
- 音楽再生
……などに対応しています。
息子のときにも欲しかっ──(しつこく3度目)
さらにもっと
進研ゼミの会員サイトにログインすれば、課題を提出しているかどうかを親もチェックできるシステムになっています。
「今月分はもう出したの?」などと何度も聞いて、煙たがれることもありません ^ ^
今、通信教育はすごい勢いで改善されていますね!
公式サイトの【進研ゼミ中学講座】『中学講座』はテストで結果を出せる! という記事でも、進研ゼミの改良点がわかりやすく紹介されています。
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進研ゼミ中学講座チャレンジとエベレスのまとめ
タブレットを使った進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルで、どのように高校受験を乗り切ったかをお伝えしました。
また、エベレスとエベレス特進コースについても、体験談を書かせていただきました。
ご存知のとおり進研ゼミ中学講座は、通信教育の老舗的存在で信頼性はバツグン!
とりあえず、という軽い気持ちで体験だけするとしても損のない教材であることは間違いないと思います。
最後に、進研ゼミ中学講座のメリットをまとめますね。
- 部活、習い事をやめることなく続けられる
- レベル別に選べるコースの種類が充実。志望校に合わせやすい
- 自宅学習でも、無理なく難問にも対応する力がつく
進研ゼミ中学講座なら勉強だけでなく、自分で選ぶ、決める、続ける力も育まれるでしょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
ありがとにゃ♪
お子さんにとって、ベストな選択ができますように^^
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